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シンガポール航空の企業概要

シンガポール航空(Singapore Airlines Limited)はシンガポールを本拠地とする航空会社です。シンガポール証券取引所(SGX)に上場しており、ストレートタイムズ指数の主要構成銘柄にもなっています。世界の航空グループでは、全日空やユナイテッド航空などと同じスターアライアンスに属しています。

シンガポール航空は、アジアの玄関口であるシンガポールのチャンギ空港をベースに、35カ国66都市へと就航しています。2011年現在の保有航空機は108機となっています。同社は、エアバス社の大型旅客機A380をローンチカスタマーとして世界で最初に導入するなど、新型機の導入にも積極的です。

機内では、民族衣装のサロンケバヤを身にまとったフライトアテンダントが、きめ細かいサービスを提供しています。世界中のメディアが、その高いサービス品質に常に高評価を与える、ラグジュアリーエアラインです。そのため、売上高の4割以上を、ビジネスクラス等の高単価・高収益部門から構成されています。

地域航空会社のシルクエア(SilkAir)や、貨物事業を行うシンガポール航空カーゴ(Singapore Airlines Cargo)をグループに抱えており、グループ全体の売上高比率の約2割は、貨物事業からのものとなります。また地域別売上げ比率を見ると、アジア以外にも程よく分散されています。

 
シンガポール航空のP/L(損益計算書)
 

2010/2011年のIR情報(アニュアルレポート等)によると、2012年3月に向けてエアバス社の大型旅客機A380を、さらに8機追加する予定とのことです。広州、香港、台北といった人気路線のフライトを増加させることによって、近年の世界的な不況により落ち込んだ旅客数を次第に回復しています。また経済的な懸念材料として、ヨーロッパ債務危機などのほかに日本の放射線被害を挙げています。

なお同社は、シンガポールの国営ファンド「テマセク」が過半数を握る筆頭株主となっています。投資家は、同社が国策企業であることも知っておくべきでしょう。

 




シンガポール航空概要

シンガポール航空の売上比率
シンガポール航空の地域別売上高
  事業カテゴリー別売上高比率

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