海外投資データバンク 海外投資検定 
海外投資の基本 高度な投資戦略 為替リスク 債券投資 国と企業の情報 株価指数&ETF データ&用語集 確定拠出年金
HOME > 国と企業情報 > マクドナルド



マクドナルド(アメリカ)の企業情報

 
マクドナルド社概要

マクドナルド(McDonald's Corporation)はアメリカ合衆国を本拠地とするファーストフードチェーンです。ニューヨーク証券取引所に上場(ティッカー:MCD)しており、ダウ平均株価の構成銘柄でもあります。

マクドナルドは、一日平均6400万人の顧客にハンバーガーを提供しています。2010年末時点において、世界117カ国に計32,737店舗を展開しており、売上高で見ても、店舗数で見ても、世界最大の外食チェーンとなっています(⇒世界各国のマクドナルド店舗数)。また日本では「日本マクドナルド」が上場しているように、各国で子会社が上場している場合もあります。

グルーバルに事業展開するマクドナルドでは、従業員教育に非常に力を入れており、世界7カ所に「ハンバーガー大学」という名の研修施設を置いています。また、基本メニューや従業員マニュアルの統一化による低コスト運営が強みですが、一方で、世界各地の食文化にあわせたオリジナルメニューの提供も行なっています。例えばインドでは、牛肉を食べないヒンズー教徒の事を考え、チキンやポークなどのメニューを充実させています。また東南アジア地域では、米食文化に合わせて、バンズではなくライスバーガーのメニューを取り入れるなど、国毎に様々な工夫をこらしています。

   

上記の 売上高は、各国の子会社分を株式持分比率によって合算した数値であり、純粋に各国のマクドナルドの売上高合計は700億ドルを超えるとされています。また米マクドナルド社は、2010年度まで34年間連続で配当金を増配しています。また1970年代前半に「ニフティフィフティ」と呼ばれた米国の優良銘柄の中で、その後EPS(一株利益)成長率が最も高かったのもマクドナルドです(30年平均で16.1%)。同社がNYダウの中でも、最優良銘柄に挙げるアナリストが多い理由です。

2010年末時点において、世界117カ国に計32,737店舗を展開しており、地域別売上高で見ると、アメリカ33.7%、ヨーロッパ39.7%、APMEA(アジア太平洋/中東/アフリカ地域)21.0%、その他地域5.5%となっています。さらに、地域別売上高の成長率(2010年)を比較すると、アメリカ3.8%、ヨーロッパ4.4%、APMEA6.0%となっており、APMEA地域での売上が伸びています。

 
マクドナルド社の売上高の内訳(2010年度)
マクドナルド地域別売上高比率 直営店とフランチャイズ比率
 

2010年のIR情報(アニュアルレポート)によると、特に中国においては長期的な成長の基礎を固めるべく、2013年末までに店舗網を約2000店まで拡大することを目指しています。現在は約1400店舗を展開しています。またbloomberg.co.jpによると、同社の2012年の中国への投資は5割増(新規出店数225〜250店舗)になるとのことです。ケンタッキーフライドチキン(KFC)は中国で3200を超える店舗を展開しており、後れをとるマクドナルドは事業拡大を加速させることを試みています。


海外投資のトラブルと対策 低PER投資の有効性 リバランスは必要ない! ドル円の一日の変動幅 ブラックマンデーの原因  
国民年金基金のデメリット 上海総合指数 アメリカの長期金利 新興国債券は必要か? 

免責事項とプライバシーポリシー | 参照元と著作権について | お問い合わせ | 俺流ヘッジファンド運用報告書 
 Copyright (c) 2013. 海外投資データバンク. All Rights Reserved.